cases事例紹介
有限会社K商会様
- メーカー(サイズ)
- 日野(大型)
- 排ガス記号・型式
- 2DG-FW1AHG
- 車種
- プロフィア
- マフラー純正番号
- S18450-E0C20
- 原動機の形式
- E13C
- 洗浄料金
- 125,000円
DPF差圧測定結果
洗浄前:
7,200L/分で1.9 Kpa、9,200L/分で2.7 Kpa、10,700L/分で3.5 Kpa、12,000L/分で4.3 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ0.9 Kpa、1.3 Kpa、1.8 Kpa、2.3 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で<4.0 Kpa
測定方法:
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。
DPF状況チェック表
マフラーの汚れ(量)
すす: 中量
アッシュ(灰分): 少量
汚れの程度: 多量
マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末
洗浄回数
1回
マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し
洗浄時報告
チェックランプ点灯頻発。汚れの大部分はススでした。洗浄前の触媒面にはスス汚れが何重にも堆積した状態でした。ススやアッシュ灰がマフラー内に堆積し、排気の通りが悪くなると、エンジン不調やパワーダウン等運行に支障をきたす原因になります。お車の定期的なメンテナンスと早めのマフラー洗浄をお勧めいたします。
改善報告
洗浄効果の確認:
DPF洗浄後の差圧が洗浄前に比べて大幅に低下し、DPF内部の詰まりの除去が確認されました。特に、最高流量12,000L/分における差圧の減少(12.4 Kpa → 2.6 Kpa)は、DPF性能の正常化を示しています。
基準値の遵守:
洗浄後の差圧は、規定の基準値内(12,000L/分で<4.0 Kpa)に収まり、DPFが正常に機能していることが確認されました。洗浄1回で多量の汚れが除去され、現在は良好な状態です。