事例紹介

cases事例紹介

有限会社O運送様

メーカー(サイズ)
日野(大型)
排ガス記号・型式
QKG-FS1EKDA
車種
プロフィア
マフラー純正番号
S1850-E0610
原動機の形式
E13C
洗浄料金
125,000円

DPF差圧測定結果

洗浄前:
7,200L/分で8.6 Kpa、9,200L/分で13.3 Kpa、10,700L/分で18.1 Kpa、12,000L/分で23.0 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ1.0 Kpa、1.4 Kpa、1.9 Kpa、2.4 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で<4.0 Kpa

測定方法
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。

DPF状況チェック表

マフラーの汚れ(量)
すす: 中量
アッシュ(灰分): 多量
汚れの程度: 多量

マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末

洗浄回数
1回

マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し

洗浄時報告
詰まりの大部分はアッシュ灰でした。フランジ部分に歪みがありましたので、可能な範囲で修正を行いました。洗浄中、濃いベージュ色の粉末状アッシュ灰が大量に排出され、スス汚れや捕集物はしっかりと除去されました。アッシュ灰はススと油分が燃焼した燃えカスであり、再燃焼しても燃えずに堆積します。定期的なメンテナンスを行い、走行距離に関係なく早めのマフラー洗浄を推奨します。

改善報告

洗浄効果の確認
DPF洗浄後の差圧が洗浄前に比べて大幅に低下し、DPF内部の詰まりの除去が確認されました。特に、最高流量12,000L/分における差圧の減少(23.0 Kpaから2.4 Kpaへの減少)は、DPF性能の正常化を示しています。

基準値の遵守
洗浄後の差圧は、規定の基準値内(12,000L/分で<4.0 Kpa)に収まり、DPFが正常に機能していることが確認されました。洗浄1回で多量の汚れが除去され、現在は良好な状態です。

報告書

一覧を見る