cases事例紹介
株式会社M様
- メーカー(サイズ)
- 日野(中型)
- 排ガス記号・型式
- PB-FD8JLFA
- 車種
- レンジャー
- マフラー純正番号
- 記載なし
- 原動機の形式
- E13C
- 洗浄料金
- 100,000円
DPF差圧測定結果
洗浄前:
7,200L/分で7.5 Kpa、9,200L/分で12.0 Kpa、10,700L/分で16.5 Kpa、12,000L/分で20.9 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ1.8 Kpa、2.4 Kpa、3.2 Kpa、3.9 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で<4.0 Kpa
測定方法:
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。
DPF状況チェック表
マフラーの汚れ(量)
すす: 多量
アッシュ(灰分): 多量
汚れの程度: 多量
マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末
洗浄回数:
1回
マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 重度
ひび割れ: 重度
洗浄時報告
洗浄前のマフラー内部では、すす汚れおよびアッシュ(灰分)が多量に堆積していました。これにより、排気性能が著しく低下している状態が確認されました。洗浄過程でこれらの汚れが完全に除去され、排気性能が大幅に改善されました。
改善報告
洗浄効果の確認:
洗浄後の差圧が基準値内に収まり、DPF内部の詰まりが解消されたことを確認しました。12,000L/分の流量における差圧(20.9 Kpa → 3.9 Kpa)は、DPF性能の正常化を示しています。
基準値の遵守:
洗浄後の差圧は当社基準値(12,000L/分で<4.0 Kpa)を満たしており、DPFが正常に機能している状態です。洗浄作業は2回で完了し、現在のマフラーは良好な状態です。