cases事例紹介
株式会社Y様
- メーカー(サイズ)
- FUSO(小型)
- 排ガス記号・型式
- TKG-FBA20
- 車種
- キャンター
- マフラー純正番号
- ME555982
- 原動機の形式
- E13C
- 洗浄料金
- 75,000円
DPF差圧測定結果
DPF差圧測定結果
洗浄前:
7,200L/分で 11.1 Kpa、9,200L/分で 19.7 Kpa、10,700L/分で 30.8 Kpa、12,000L/分で 43.8 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ 3.9 Kpa、6.3 Kpa、9.2 Kpa、12.3 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で <15.0 Kpa
測定方法:
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。
DPF状況チェック表
マフラーの汚れ(量)
すす: 多量
アッシュ(灰分): 多量
汚れの程度: 多量
マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末
洗浄回数:
2回
マフラーの状態
ズレ: 重度
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し
洗浄時報告:
スス汚れの詰まりが多いマフラーでした。洗浄中は、終始スス汚れが排出され、二回洗浄することできれいになり、差圧測定値も当社基準値内に収まりました。マフラーを良好な状態に保つため、定期的な洗浄をお勧めします。
改善報告
洗浄効果の確認:
DPF洗浄後、差圧が洗浄前に比べて大幅に低下し、DPF内部の詰まりが完全に除去されたことが確認されました。特に、12,000L/分の最大流量における差圧の減少(43.8 Kpa → 12.3 Kpa)は、DPF性能の正常化を示しています。
基準値の遵守:
洗浄後の差圧は規定基準値(12,000L/分で <15.0 Kpa)内に収まり、DPFが正常に機能していることが確認されました。定期的なメンテナンスにより、エンジン性能の維持と燃費向上が期待できます。