cases事例紹介
B交通株式会社様
- メーカー(サイズ)
- 日野(中型)
- 排ガス記号・型式
- SDG-KR290J1
- 車種
- レンジャー
- マフラー純正番号
- 8-97608-057
- 原動機の形式
- E13C
- 洗浄料金
- 100,000円
DPF差圧測定結果
洗浄前
7,200L/分で1.3 Kpa、9,200L/分で2.2 Kpa、10,700L/分で3.2 Kpa、12,000L/分で4.3 Kpa
洗浄後
同じ流量でそれぞれ1.3 Kpa、2.0 Kpa、3.0 Kpa、3.9 Kpa
当社基準値
12,000L/分で<4.5 Kpa
測定方法
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。
DPF状況チェック表
マフラーの汚れ(量)
すす: 多量
アッシュ(灰分): 多量
汚れの程度: 多量
マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末
洗浄回数
1回
マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し
洗浄時報告
マフラー内部の汚れは主にスス(粉末)とアッシュ(粉末)で、多量の堆積が見られました。洗浄を1回実施し、スス汚れや捕集物をしっかり除去しました。洗浄後の差圧も基準値を満たしていますが、今後の運行状況に応じた定期的なメンテナンスを推奨いたします。
改善報告
洗浄効果の確認
洗浄後の差圧が洗浄前に比べて軽微に減少しましたが、基準値内に収まり、DPFの正常化が確認されました。特に、最高流量12,000L/分における差圧の減少(4.3 Kpaから3.9 Kpaへの減少)は、洗浄が一定の効果を発揮したことを示しています。
基準値の遵守
洗浄後の差圧は規定の基準値(12,000L/分で<4.5 Kpa)に収まり、現在は良好な状態です。ただし、多量のアッシュ(灰分)が確認されているため、運行状況に応じた洗浄頻度を調整することをお勧めします。