cases事例紹介
F運輸株式会社様
- メーカー(サイズ)
- UD(大型)
- 排ガス記号・型式
- ADG-CV2YL
- 車種
- クオン
- マフラー純正番号
- 記載なし
- 原動機の形式
- E13C
- 洗浄料金
- 125,000円
DPF差圧測定結果
洗浄前:
7,200L/分で 1.1 Kpa、9,200L/分で 1.4 Kpa、10,700L/分で 1.9 Kpa、12,000L/分で 2.7 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ 0.9 Kpa、1.4 Kpa、1.9 Kpa、2.4 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で <5.0 Kpa
測定方法:
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。
DPF状況チェック表
マフラーの汚れ(量)
すす: 中量
アッシュ(灰分):
汚れの程度: 多量
マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分):
洗浄回数:
1回
マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し
洗浄時報告:
洗浄前のフィルターにはスス汚れやアッシュ灰が付着しており、全体的に汚れが溜まっている状態でした。洗浄時、フィルター内から茶褐色の汚水が大量に排出され、ススやアッシュ灰がしっかりと除去されました。定期的なメンテナンスと早めのDPF洗浄をお勧めいたします。
改善報告
洗浄効果の確認:
DPF洗浄後、差圧が洗浄前に比べて大幅に低下し、DPF内部の詰まりが除去されたことが確認されました。特に、最高流量12,000L/分における差圧の減少(2.7 Kpa → 2.4 Kpa)は、DPF性能の改善を示しています。
基準値の遵守:
洗浄後の差圧は、規定の基準値内(12,000L/分で <5.0 Kpa)に収まり、DPFが正常に機能していることが確認されました。洗浄回数2回で汚れが完全に除去され、現在は良好な状態です。