事例紹介

cases事例紹介

Hバス株式会社様

メーカー(サイズ)
UD(大型)
排ガス記号・型式
ADG-RA273MAN改
車種
クオン
マフラー純正番号
20102-00Z68
原動機の形式
MD92
洗浄料金
125,000円

DPF差圧測定結果

洗浄前: 7,200L/分で1.5 Kpa、9,200L/分で2.2 Kpa、10,700L/分で3.0 Kpa、12,000L/分で4.0 Kpa
洗浄後: 同じ流量でそれぞれ0.8 Kpa、1.4 Kpa、2.1 Kpa、2.9 Kpa
当社基準値: 12,000L/分で4.5 Kpa以下

測定方法は、指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。

DPF状況チェック表

マフラーの汚れ(量): すす「多量」、アッシュ(灰分)「多量」、汚れの程度「多量」
マフラーの汚れ(質): すす「棒状」、アッシュ(灰分)「粉末」
洗浄回数: 1回
マフラーの状態: ズレ「無し」、溶損・溶解「無し」、ひび割れ「無し」

洗浄時報告: 汚れの大部分はススでした。アイドリング状態やストップアンドゴーの頻繁な車輛はススのたまりやすい特徴です。走行距離にかかわらず、メンテナンス時の状態に応じて早めのマフラー洗浄をお勧めいたします。

改善報告

洗浄効果の確認
DPF洗浄後の差圧が洗浄前に比べて全体的に大幅に低下しており、洗浄によるDPF内部の詰まりの除去が効果的に行われたことが確認できます。特に、最高流量12,000L/分における差圧の減少(4.0 Kpaから2.9 Kpaへの減少)は、DPF性能の正常化を示しています。

基準値の遵守
洗浄後の差圧は、当社基準値である4.5 Kpa/12,000L/分を下回る結果となり、DPFが正常に機能していることが確認されました。マフラー汚れ(量)は「多量」でしたが、1回の洗浄で効果的に除去され、現在は良好な状態です。

報告書

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