事例紹介

cases事例紹介

K運輸株式会社様

メーカー(サイズ)
日野(中型)
排ガス記号・型式
BDG-FC6JLWA
車種
レンジャー
マフラー純正番号
記載なし
原動機の形式
E13C
洗浄料金
100,000円

DPF差圧測定結果

洗浄前:
7,200L/分で2.1 Kpa、9,200L/分で3.2 Kpa、10,700L/分で4.5 Kpa、12,000L/分で5.9 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ1.5 Kpa、2.4 Kpa、3.4 Kpa、4.4 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で<6.0 Kpa

測定方法
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。

DPF状況チェック表

マフラーの汚れ(量)
すす: 多量
アッシュ(灰分): 中量
汚れの程度: 多量

マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末

洗浄回数
1回

マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し

洗浄時報告
汚れの大部分はスス灰でした。排気入口のフィルター面にはスス灰が堆積し、排気の通りを妨げている状態でした。洗浄にてスス汚れや捕集物をしっかりと除去しました。また、乾燥後エアブローを行った際、若干の粉状アッシュ灰が排出されました。今後もメンテナンス時の状態に合わせて早めのマフラー洗浄をお勧めいたします。

改善報告

洗浄効果の確認
DPF洗浄後の差圧が洗浄前に比べて低下し、洗浄によるDPF内部の詰まりの除去が確認されました。特に、最高流量12,000L/分における差圧の減少(5.9 Kpaから4.4 Kpaへの減少)は、DPF性能の正常化を示しています。

基準値の遵守
洗浄後の差圧は、規定の基準値内(12,000L/分で<6.0 Kpa)に収まり、DPFが正常に機能していることが確認されました。洗浄1回で中量の汚れが除去され、現在は良好な状態です。

報告書

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