T資材株式会社様

DPF差圧測定結果

洗浄前:
7,200L/分で2.4 Kpa、9,200L/分で3.4 Kpa、10,700L/分で4.4 Kpa、12,000L/分で5.5 Kpa

洗浄後:
同じ流量でそれぞれ0.8 Kpa、1.2 Kpa、1.6 Kpa、2.2 Kpa

当社基準値:
12,000L/分で<4.0 Kpa

測定方法:
指定された流量（7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分）の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合（＝抵抗）を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。

DPF状況チェック表

マフラーの汚れ（量）:
すす: 中量
アッシュ（灰分）: 多量
汚れの程度: 中量

マフラーの汚れ（質）:
すす: 粉末
アッシュ（灰分）: 棒粒状、粉末

洗浄回数:
1回

マフラーの状態:
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し

洗浄時報告:
シリアル番号S1805-E070のフィルターでは、汚れの大部分がアッシュでした。洗浄開始直後からスス汚れに混じり、ベージュ色の粉状アッシュ灰が大量に排出されました。付着していたスス汚れや捕集物も完全に除去されました。アッシュ灰はススと油分が燃焼した際の燃えカスであり、再燃焼しても燃えずに堆積していきます。メンテナンス時の状況に応じて早めのマフラー洗浄をお勧めします。

改善報告

洗浄効果の確認:
洗浄後の差圧が基準値内に収まり、DPF内部の詰まりが解消されたことを確認しました。12,000L/分での差圧（5.5 Kpa → 2.2 Kpa）は、DPF性能の正常化を示しています。

基準値の遵守:
洗浄後の差圧は当社基準値（12,000L/分で<4.0 Kpa）を満たしており、DPFが正常に機能している状態です。今後も定期的な点検と清掃を行い、良好な運行状態を維持してください。

報告書