cases事例紹介
Y工業株式会社様
- メーカー(サイズ)
- ISUZU(小型)
- 排ガス記号・型式
- PDG-NPR75N
- 車種
- エルフ
- マフラー純正番号
- 8-98032-908
- 原動機の形式
- E13C
- 洗浄料金
- 75,000円
DPF差圧測定結果
洗浄前:
7,200L/分で2.6 Kpa、9,200L/分で3.7 Kpa、10,700L/分で5.1 Kpa、12,000L/分で6.8 Kpa
洗浄後:
同じ流量でそれぞれ1.2 Kpa、2.0 Kpa、2.9 Kpa、3.7 Kpa
当社基準値:
12,000L/分で<5.0 Kpa
測定方法:
指定された流量(7,200L/分、9,200L/分、10,700L/分、12,000L/分)の空気を送風し、DPF内部の詰まり具合(=抵抗)を差圧として測定します。DPF内部の詰まりが多いほど差圧が大きくなります。
DPF状況チェック表
マフラーの汚れ(量)
すす: 多量
アッシュ(灰分): 中量
汚れの程度: 中量
マフラーの汚れ(質)
すす: 粉末
アッシュ(灰分): 粉末
洗浄回数:
1回
マフラーの状態
ズレ: 無し
溶損・溶解: 無し
ひび割れ: 無し
備考:
スス汚れがより多く排出されました。
洗浄時報告
洗浄前のマフラー内部では、すす汚れが多量であり、中程度の詰まりが確認されました。洗浄過程で詰まりが解消され、排気性能が改善されました。
改善報告
洗浄効果の確認:
洗浄後の差圧が基準値内に収まり、DPF内部の詰まりが解消されたことを確認しました。特に12,000L/分の流量における差圧(6.8 Kpa → 3.7 Kpa)は、DPF性能の改善を示しています。
基準値の遵守:
洗浄後の差圧は当社基準値(12,000L/分で<5.0 Kpa)を満たしており、DPFが正常に機能している状態です。洗浄作業は1回で完了し、現在のマフラーは良好な状態です。